まる二年 / 潤うiPhoneケース物語

#Ongakus #ハンドメイド

とっくに明けましておめでとうございます

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等、ＳＮＳは、まま更新しているのですが、こちらではまたお久しぶりです。
当ブログもまたちょくちょく更新できたらと思いますので(っていつも言ってる気が汗)遅ればせながら、本年もどうぞよろしくお願いいたします

さてさて、今年も２月に入り、オンガクス的に思い浮かべるのが

再販80 潤うiPhone6/6Sケース
https://www.creema.jp/item/1737610/detail

2016/02/04(Thu) release.
とメモ書きしているので、販売開始から丸２年経つところです。

iPhone他機種と合わせた販売数では
ハンドメイド販売サイトCreemaでは120以上、
同じくminneでは概ね30、
オンラインショップ(BASE)では３件、
累計150以上のお手元にお届けできました。

いろいろ試作する中でできたこの作品。

潤うiPhone�]ケース - 新作
https://www.creema.jp/item/5167744/detail

もともとのキッカケは、こちらの作品より前から、専用ペーパーと専用ノリを使うデコパッチという技法でiPhoneケースをつくっていて、その表面を汚れに強いようにコーティングしたくて始めたＵＶレジン。
レジン＝樹脂の透明性を活かして何かできないかと試行錯誤しているうちに、誤ってiPhoneケースにこぼしてしまったことが始まり。

そこから、レジンを垂らし、表面にのばして、衝撃がかかりやすそうなところを保護、コーティングするように塗りのばしたり、固まった上にもう一度塗り重ねたりと、下絵やデザイン画を描くことなく、感覚的な勢いのもとに、一度で見本は完成しました。

つくっているうちは、まだレジンに慣れていなかったもので、どうしてやろう、こうしてやろうと思うよりも前に、粘度のある水が動いてしまうといった感じで、透明な水墨画のような、抽象画のような、透明な水で自由に描いたような…という作品説明はやや後付け感がありますが、
”アートっぽいデザイン”として成り立ったのではと結果オーライかなと思っています。

そして、あとで思うと、衝撃のかかるところをカバーするようにコーティングしたり、はみ出て留まっていたり、また、つくるうちに一点一点表情が違ってきたりと、そのころ抱えていたもやもやや、感じていた疎外感、もう少しコミュニケーションが上手くいったらなぁなど、自分自身の性格、性質、思いや、人のありよう、多様性、私から見た社会など、そのころの心情や考えていたこと、気持ちが随所に表現されているようにも見えます。

同じものをつくって販売＝再販を繰り返すのは初めてのことで、お客さまからのご指摘・ご感想も取り入れながら今日までやってきました。こうした日々は、抱えていたもやもや、その他諸々を、自分の中でですが、より良い方向へ導く手助けになったのではないかなと思っています。

これからも大切につくり続けたい一品となりました。当ブログコメント欄、各ＳＮＳや、ご購入後、またご感想をお聞かせいただければ幸いです